包茎だと大きくならないって噂は本当!?
こんにちは。BOSSクリニックです。
当院では、日々様々なご理由で「包茎治療」についてのご相談を頂きますが、”見た目のお悩み”、”匂いなど衛生面“、”性交渉の痛み”などが大多数を占める要因になっています。
しかし、包茎である事は見た目や衛生面だけでなく、男性器のサイズにも影響がある事はご存知でしょうか。今回は、そんな意外と知らない包茎と男性器のサイズの関係性についてお話ししたいと思います。
包茎だと亀頭の成長が邪魔される!?
包茎は常に包皮で亀頭が覆われている状態なので、亀頭の大きさが成長しにくいと言われています。男性器の組織である海綿体はスポンジの様に柔らかいので、平常時は包皮の圧迫感に抗えず成長が阻害される可能性があります。覆われている時間が長ければ長い程、包皮の中の形に添って亀頭が先細り状態になり、陰茎部よりも細く見えてしまう事もあります。特に嵌頓包茎や真性包茎の場合は勃起しても包皮が剥けにくかったり、全く剥けない状態である為、非常に強く圧迫されて、亀頭の成長を妨げる原因になると考えられています。
日本人の平均的な男性器のサイズは、平常時の長さは8cmで周囲も8cm程度、また勃起時は約13cmで周囲は11cm程度とされています。もし男性器のサイズでお悩みになられている方は、包茎が要因になっているかもしれません。
また体型も、包茎である事と複合的に男性器の大きさに影響を与えてしまう事もあります。 体重の増加自体で男性器が縮小する訳ではありませんが、腹部の脂肪増加によって股間上部に圧力がかかり、その力で陰茎が腹部にのめり込んでしまうことがあります。
包茎治療をしたら大きくなるのか?
先程お話しした通り、包皮による圧迫で成長が阻害されていた場合は、包茎治療によって圧迫を解放する事が出来ます。術後は押さえつけるものが無くなり、血流が改善されるので膨らみやすくなります。
また包茎の状態では、亀頭は包皮によって外部の刺激から守られていましたが、包皮がなくなり亀頭が露出することで下着や太もも等の外部の刺激を常に受け続ける状態になります。その結果、亀頭の血流が促進されて亀頭や陰茎にボリュームが出て少し膨らんだ状態を維持するようになると考えられます。
しかし、前提として包茎手術は包茎を改善するための手術であり、男性器を大きくする為の手術ではありません。あくまで副次的効果なので目的が男性器を大きくする事であるならば専門治療を受ける方がいいでしょう。
大きくするなら、増大術!
インターネットで検索すると、サイズアップを目的としたサプリや器具なども散見されますが、クリニックとしてはSTOPをかけたい所ではあります。多く流通しているサプリメントの主成分はアルギニンや亜鉛などと表記されていますが、そういった成分には男性器を大きくする効果はありません。ポンプ式の器具や、ペニスリングなどは包皮が引っ張られてたるみが出来てしまったり、血管を締め付けて鬱血させてしまう可能性があります。効果が見込めずお金が無駄になってしまったり、医療機器ではなく危険性もありますので、亀頭や男性器の全体的なサイズアップなら増大術、長さに特化して伸ばしたいなら長茎術がお勧めです。
いかがだったでしょうか。
男性器の大きさでお悩みになっている方にとって、包茎が要因で現状の大きさに留まってしまったのか、成長した上での大きさなのかはご自身では判断が難しいかとは思います。包茎の相談をするべきなのか、包茎と大きさの両方を相談するべきなのかお悩みの方は、ぜひ専門のクリニックで診察を受けて必要な治療を確かめてみてくださいね。